スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2 にほんブログ村 写真ブログ 今日撮った写真へ
にほんブログ村

[edit]

tb: -- | cm: --

セピア色の風・・・消し去ったハズの記憶 

すっかり春らしい陽気になってきましたね。

東京はもう桜が満開みたいですね。

山の奥はやっと梅が花開きました。

こちらの桜は例年より少し早めの四月下旬くらいですね。

2015梅の花

さて、今回はちょっと昔話をしたいと思います。

きっかけはyukie3のブログに、昔サーフボード型のキーホルダーが会員証の

ディスコがあったよ、なんてコメントした事から始まりました。

そのキーホルダーの写真を見て、懐かしい音楽と共に蘇ってくる記憶・・・

しかし、なぜか思い出すにつれ、胸が痛く・・・目頭が熱くなる・・・

何故なんだ・・・それは胸のずーっと奥の

深い闇の中に消し去ったハズの事・・・・

セピア色のあの頃の記憶が鮮明に蘇ってくる・・・


バブルの終焉はもう少し先、好景気に日本中が浮かれていました。

丸井のカードで無理してローンを組んで買った服を纏った私達は

いつもの、心地よい低音が響き渡るダンスフロアにいました。

周囲の女の子をチラチラみている男4人はどこから見ても怪しく見えたハズ。

その時、私は十八歳。某専門学校在学中で都会人一年生。

いつも一緒に踊りに行く友人は自称ナンパ師。口を開けばナンパの自慢話ばかり。

そんな自慢話とは裏腹にナンパしている姿を見ることのない自称ナンパ師。

奴らの話にはうんざりしていた私は適当に聞き流していました。

光2

その頃の私には知美という同じ年の彼女がいました。

知美と出会ったのは半年前・・

最初に惚れたのは私。付き合ってもらえた時は飛び上がって喜びました。

その頃はすでに、絶対に俺はこいつと結婚するんだと心に決めていて

事あるごとに、俺と結婚してくれと言っていました。

まぁ、お金持ちになったらね・・なんて軽く流されてましたけどね(笑

そんな状態だったので、他の女の子に興味が無いといったらウソになるけど

ナンパとか、そんな事はどうでも良かったのです。

大音量の音楽、腹に響く低音、カッコよく踊るお兄ちゃん、派手なおねーちゃん。

田舎者の私にはその刺激的な空間が堪らなく魅力的だったのです。

ふと、周囲を見渡すと、私達が座っている席から

ちょっと離れた席にOL風の女の子2人が座っていました。

自称ナンパ師達は、その子達をチラチラと見てはいたのですが

さすがに声を掛ける度胸のある奴はいません。

そんな中、本物のナンパ師達が彼女達にアプローチを始めました。

畳み掛けるように誘う彼らは傍から見てもしつこく感じました。

「あれっ、久し振りだね。こんな所にいたんだ・・・」

女の子達の困った様子を見かねた友人が機転を利かせて割って入りました。

なんだよ、知り合いかよ・・本格的なナンパ師達が退散したあと

「こっちで一緒に飲まない」なんて、ちゃっかりとナンパしている自称ナンパ師。

そんな感じで、図らずとも女の子と一緒のテーブルで飲む事になった私達。

聞けば彼女達はここは初めて来たんだそうでいつも二人で遊んでいるんだとか

見たところ・・・タメ(同じ年)か一歳上位・・・

なかなかキレイで、ちょっとおとなしい感じ。大人の女性に見えました。

暫くして、その娘達は終電になるからと席を立ち

友人達が連絡先を教え始めたので、私も便乗して連絡先を教えました。

その後も自称ナンパ師4人組はいつものように踊って、飲んで、騒いでいました。

ディスコって、その昔は朝まで営業していたみたいだけど、

この頃、ちょうど風営法が変わった後で12時で閉店。

その後は居酒屋で朝まで飲んで始発で帰宅するのがいつものパターン。

光

それから2日くらい経ったある日、アパートの電話が鳴りました。

当時は携帯など存在さえも知らず、ナンバーディスプレイすらなかったので

とりあえず出なければ誰からの電話かわからないような時代でした。

たぶん知美かな・・・なんて受話器を取ると・・・

私、覚えてる・・・なんて・・・この前のディスコで会った女の子からでした。

出会った時は大音量のディスコの中・・・

それもお酒が入っている状態だったので緊張もしませんでしたが、

シラフの状態でナンパで知り合った娘と話す事など初めての私・・・

実は、震える声を抑えるのが大変でした。

「仕事なにやってんの?」

「何やってると思う?」いたずらっぽく答える彼女がまた大人っぽく感じました。

「OLでしょ?」

「はずれ・・・・学生なんだよね」

「どこの大学?」

「大学生じゃないんだよね」

「じゃあ専門学校?」

「それもハズレ」

「まさか高校生?」

「じゃなくて・・・その下」

「えっ・・・中学生!!!」

「そう。今、中三なんだ」

「ええーっ・・・・」物凄い衝撃が私の頭を駆け抜けていきました。

その子の名前は未希ちゃん。

中学3年生で、この前はお友達とディスコで冒険してみたんだそうです。

しかし、女って恐ろしいですね。

バッチリお化粧した彼女たちはOLにしか見えませんでした。

ガキには興味が無かった私はそのまま受話器を置こうかと思いましたが、

この妙に大人っぽい女の子になんだか興味が湧いてきて

まぁ、とりあえず一度だけ会ってみようと考え直した私。

その日待ち合わせたのは渋谷。

三つ編みの制服姿で現れた彼女はこの前とは別人。

「これから塾なの」と帰っていく姿はただの子供でした。

まぁ、またそれは新鮮ではありましたが

しかし、本当に下心はゼロに近くただの興味本位だったので、

未希とは一度会っただけで、次第に連絡も途絶えてしまいました。

もちろんそんな事は知美は知らなかったのですが・・・

まぁ、今考えると実は薄々気づいていたのかもしれませんねぇ。

それから何年かたったある日の事・・・・

すでに就職して、仕事にも慣れて多忙な毎日を送っていた私。

しかし、知美とはすれ違いの日々が続いていました。

すっかり醒めて離れていく恋心・・・そして、ついに破局の日を迎える二人。

もちろん、振られたのは私。暫くは立ち直れませんでした。

そんな失意の日々を送っていたある日の事、突然電話が鳴ります。

「もしもし、あたし・・覚えてる?」忘れもしないその声は

あれから3年が経ちもうすぐ高校も卒業、就職も決まった未希からでした。

未希は「子供は相手にできない」と言っていた

私の言葉を覚えていてくれたのでした。

きっと・・俺はこの娘と付き合う運命だったんだ・・・と思い込みの激しい私は

このまるで映画のような展開に酔って、すっかり舞い上がっていました。

早速、逢う約束をして受話器を置くと・・・また暫くして電話が鳴ります。

それは、さっき話して間もない未希からでした。

そんなに俺の声が聞きたいのか・・・

すっかり有頂天になっている私に予想外な言葉が・・・

「友達から聞いたんだけどさ・・・あんた彼女いるんだって!」

「えっ・・・いや・・・ついこの間までいたんだけど、もう別れたんだ」

「嘘つかないでよ。嘘つきは大嫌い」

ガチャン!・・・・プ~・・・プ~・・・

力なく座り込む私・・・・

・・・私は僅か一週間の間で二人の女性に振られたのでした。



なんだか私の人生、こんな事の繰り返しのような気がしますねぇ。

しかし、そんな浮き沈みの激しい人生も悪くはないかなー

・・なんて思っている私は、きっとかなりの楽天家なんですね(笑

IMG_3075.jpg

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

気候の変化が激しい季節です。お体には充分お気を付けくださいね。

では、また
関連記事
web拍手 by FC2 にほんブログ村 写真ブログ 今日撮った写真へ
にほんブログ村
思い出の関連記事

[edit]

« 春風・・・サクラサク  |  早春の風・・・ちょっとした刺激 »

コメント

おはようございます

その、少女との出会いや、最後の電話までのかぜっぷさんのそわそわが、鮮明に伝わってきました。
苦いけれど、青春だな~って、しみじみ・・・。
女の子は本当に摩訶不思議な存在です。
同性であっても、たじろいでしまいますから。
男の子が戸惑うのも当然ですよね。
でも、そんなちょっと苦い経験も、きっと大人になるのには必要な試練なのかもしれませんよね^^
そちらの桜は少し遅いのですね。
大阪の桜は、もう今が満開です。

lime #GCA3nAmE | URL
2015/04/03 06:57 * edit *

そうでしたか
そんなことが、あったのですね。
中三の女の子が、変身して大人っぽくみえたとは
お化粧ってすごい。

その時代よく覚えています。
世の中がきらきらしていました。

ゆず #- | URL
2015/04/03 11:22 * edit *

こんにちは。

いつからか
男の恋は名前別フォルダに分けて保存されてあって
女の恋は上書き保存されていくと言われているようです。

かぜっぷさんの「せつない恋のフォルダ」を見せていただいたみたい。
一度に失恋2回来るということは、運命の女性が現れる予兆だったのかな?
その続きを知りたくなっちゃいましたよ。
また、「恋のフォルダ」を見せてくださいね。

みさきあんな #- | URL
2015/04/04 00:01 * edit *

limeさん コメントありがとうございます

本当に女の子は摩訶不思議な存在ですよね。
男はそんな試練を乗り越えて大人になっていくのですね。
しかし、あれからウン十年が経ち、ふと・・
そんな不思議な女の子に振り回されるのも、
男に与えられた喜びなのかななんて・・・
そう思えるようになってきました(笑
今ではすっかり「なんでも来い」みたいになっちゃってる自分が怖い(笑
桜、大阪は今が見頃なんでしょうね。
limeさんも、今週末はお花見でお忙しい事でしょう。
こちらは四月下旬からGW位がピークですよ。
今年は夜桜、アップしますのでお楽しみにしててくださいね。

かぜっぷ #- | URL
2015/04/04 02:13 * edit *

ゆずさん コメントありがとうございます

本当に女性は見かけだけでは分かりませんねぇ。
まぁ、この子の場合は元が大人っぽい感じだったんですね。
しかし、最近は逆パターンも多いですよね。
最近よく見る、奇跡の41歳なんて、見た目20代にしか見えませんからねぇ。
本当に騙されちゃいますよね。
41歳のお母さんと15歳の娘が一緒に歩いているところをナンパしちゃったりして(笑
その点、男性は分かりやすいですよね。ガキはガキって感じですから(笑

確かにいい時代でしたねぇ、キラキラと輝いていましたね。
あっ、私はバブルの恩恵にもあずかれない、ただの貧乏学生でしたけどね(笑

かぜっぷ #- | URL
2015/04/04 02:24 * edit *

みさきあんなさん コメントありがとうございます

なるほど、確かに私の恋も名前別フォルダに保存されていますね・・・
それも「せつない恋のフォルダ」内の名前別フォルダになってますから(笑
女性は上書き保存なんですね。という事は、私の名前別フォルダ内の方々も、
すでにデータの復元もできないような状態なんでしょうか(泣
運命の女性ですか・・・今となってはなんだか全員そうだったのかもなんて思っちゃいます。
私の恋のフォルダ、そんなに多くはないですが、これからもたまに公開していきますので
よかったら御覧くださいね。
なんて・・・「やらかしたフォルダ」の方が全然多いんですけどね(笑

かぜっぷ #- | URL
2015/04/04 02:34 * edit *

こんにちは

素敵な思い出話、短編小説を読む気分で読ませていただきました。
出会いもあれば、すれ違いもあり、別れもある・・・。
青春時代は、そんなことの繰り返しですね。
背伸びして遊びたい、中学生の頃。
そういえば私は中学生の頃、兄の大学祭のディスコに、
友達と行きましたよ。
(兄の大学祭だから、親も公認だったと思います)
学園祭とはいえ、初めてのディスコにドキドキでした!
懐かしいな〜。もちろん、ナンパとかなかったですけどね(笑)

里花 #- | URL
2015/04/04 16:19 * edit *

何だか

時代を感じますね。そうそう、そんな時代でした。
でも、女の子は今も昔も変わりませんね。中学生と言えば、冒険も色々したい年齢。しかも、「なんてことを」と思うことを平気でやっちゃう辺りはやっぱり中学生ですよね。
後半の彼女の態度は、まさに未成年の女の子の思い込みの激しさの片りんを見るようで、ちょっと怖かったり、あるいは可愛いもんだと思ったり。
かぜっぷさんの昔も、なかなか素敵な青春だったのですね。

こちらの桜はもう満開で、今日の雨で散ってしまうかしら。うちの家の枝垂れ桜はまさにこれから満開です。

大海彩洋 #nLQskDKw | URL
2015/04/05 13:32 * edit *

こんばんは〜

ディスコ。
テレビの中でしか見たことないです。
バブル楽しそうですね。

桜、東京はこの週末で終わりのようです。
まだこれから楽しみですね。

みゅった #- | URL
2015/04/05 23:34 * edit *

里花さん コメントありがとうございます

今回はちょっと小説風に書いてみました・・・なんて・・
小説の知識は無いので、適当なんですけどね(笑
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
実は完成していたのは三月中旬位だったのですが
こんなの読んでも面白くないかなー、なんて躊躇してました。
知り合いに読んでもらって、やっと公開したような状態です。
里花さんも中学時代にディスコに行ったのですね。
この頃は文化祭とかでもディスコが催されている時代でしたね。
ナンパはされなかったと仰ってますが、たぶん密かに狙われていた事でしょう(笑
知らんぷりしながらチラチラ見られていたら、それは恐らく自称ナンパ師四人組・・
きっと、度胸がなくて声を掛けられなかったんだと思います(笑

かぜっぷ #- | URL
2015/04/06 14:01 * edit *

大海彩洋さん コメントありがとうございます

本当に古き良き時代でしたね。
この後にジュリアナ東京とか、一大ディスコブームがやってきます。
大海さんも、きっとお立ち台に立っていたのではないかと、私は睨んでおります(笑
私も中学生の頃はいろんな事に興味があったので気持ちは解るのですが
なにぶん田舎だったので友人宅で妄想にふけるくらいしか出来なかったのです。
都会の若者は思い切った冒険ができていいですよね。
まぁ・・その分、誘惑があったりとか危険な目に会いやすい環境にあるとはいえますけど・・
私の若い頃はお金は無かったですけど、好奇心だけは旺盛だったので
いろんな事に関心を持って行動をしていました。
しかし、最終的に都会には見切りをつけて田舎に戻ってきたのですが
体質的に田舎が合っているみたいです。ブログネタにも困りませんしね(笑
大海さん宅のお庭に枝垂桜があるのですね。
また、写真もアップしてくださいね。

かぜっぷ #- | URL
2015/04/06 14:16 * edit *

みゅったさん コメントありがとうございます

もしかしたら、みゅったさんはまだ生まれていなかったかもしれませんねぇ(笑
ディスコは今のクラブの大きいモノだと思っていただければと思います。
その当時にもクラブはありましたよ。私もレゲエのクラブとかにも通ってました。
最近、またディスコを偲んでいるバブル世代の方々がイベントをやっているみたいなので
みゅったさんも機会があったら行ってみてくださいね。
確かにバブルって傍から見ると楽しそうですよね。
まぁ、私はあまりバブルの恩恵にはあずかってはいないのですが
若くして派手に遊んでいる方々とか結構いましたよ。
周囲が派手に遊んでいるので、身の丈超えて散財してしまって
自己破産が多かったのもこの時代の特徴じゃないでしょうか。
私的には今、この超情報化の時代に若くいたかったな、なんて思ってしまいますけど・・
あっ、まぁはっきり言えば、永遠に若くいたいのが本音です(笑
ドラキュラにでも血を吸ってもらいましょうかね(笑

かぜっぷ #- | URL
2015/04/06 14:29 * edit *

おはようございます。
女性を大人に変える化粧は凄いですね
人生は浮き沈みがあるから味が出るのだと思います。

ネリム #oM6tt0T6 | URL
2015/04/10 08:12 * edit *

ネリムさん コメントありがとうございます

本当に化粧は怖いですね。
あっ・・・女性は怖いと言うべきなのか・・・
一歩間違えれば本当にヤバイですから、気を付けないとですねぇ。
近づかないのが一番良いのは分かってはいるのですが・・・
確かに人生は浮き沈みがあるから楽しいですよね。
そして、そのことで人間的に味が出てくるんですね。
そんな垢にまみれた私の味は・・・
きっと・・・ショッパイ味がするのでしょうね(笑

かぜっぷ #- | URL
2015/04/13 01:55 * edit *

わかるなあ

こんばんは。

あの時代の浮かれた感じと、それから若かったときの甘くて切ない思い出。
今になって、ブログにも書けてしまう、ちょっと遠い、でも、思い返すとやっぱり心のどこかが少し痛むようなエピソード。
こういうことを繰り返して、大人になってきたんだなあと思います。
かぜっぷさんが、この思い出を語れるのも、きっと今、その当時描いていた幸せを越える素敵な人生を築いてこられたからでしょうね。

「君の瞳に恋している」好きだったなあ〜。今度あれを題材に何か書こうかな。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL
2015/04/22 04:07 * edit *

八少女 夕さん コメントありがとうございます

あの浮かれた時代に大人になった私は
この状態がいつまでも続くのだと思っていました。
しかしながら、私個人的には・・
あの時代より今の方が好きなんですけどね。
あっ、素敵な人生ですか・・・
実は・・・私、ただの楽天家なので素敵な人生は妄想の中だけです(笑
「君の瞳に恋してる」いい曲ですよね。
この記事を書いてからほぼ毎日聞いてます(笑
そうですねぇ、八少女さんの描く「君の瞳に恋してる」是非拝見したいです。
きっと・・・ドラマ化されるかもですよ。

かぜっぷ #- | URL
2015/04/23 20:57 * edit *

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kazeride.blog.fc2.com/tb.php/110-7412adb8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

全記事表示リンク

カテゴリ

ブロとも一覧

今日の日付入りカレンダー

今日の月

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。